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京丹後 丸友鮮魚が新事業に活路

漁師町の京丹後市丹後間人で、鮮魚の行商という昔ながらの商売を続けていこうと、ネット販売などの新事業で奮闘する女性がいる。
亡父の「丸友鮮魚」を継ぎ、「地元の確かなものを全国へ届けたい」と意気込む下岡千恵子(32)。
全国に販路を広げて売り上げを確保し、できる限り地元での行商を維持する考えだ。  
【樋口大亮】

ネット販売で販路拡大へ

間人にはかつて、手押し車で鮮魚を売って回る行商人が多くいた。
下岡さんの曽祖母もその一人で、行商の商売は父の輿昭(ともあき)さんが継いでいた。
輿昭さんは丸友鮮魚を屋号とし、自動車を使った販売ルートを開拓していたが、2019年に急逝した。

大学進学時に地元を離れた下岡さんは、当時は大阪の会社に勤めていた。
丸友鮮魚をたたむため、あいさつに回ると顧客から思っていた以上に惜しむ声が上がり、家業を継ぐことを決意。
豊岡市の鮮魚店で半年ほど働いて経験を積み、20年3月に母有佳子さん(61)とともに丸友鮮魚を再開した。

仲買人として漁港の競りに参加し、目利きした魚を自らさばく。加工や調理した魚を車に積み、移動販売する。輿昭さんがやってきたことを踏襲しているが、売り手の高齢化や地域の人口減少、若い年代の魚離れなどを背景に行商は減少傾向にあり、下岡さんは漁師町の文化が失われそうな現状に危機感を抱いた。

そこで、間人ガニなどで知られる地元の海産物を全国へ販売していこうと、21年にホームページとECサイトを立ち上げた。
「数はさばけないが、一人ひとりに親身になって注文を受ける」という方針で、少しずつではあるが注文は増えてきているという。

定期便も計画

さらにECサイトで獲得した顧客の囲い込みを図るため、今後はよりすぐりの旬の海産物を定期的に届ける「定期便」のサービスも計画するほか、ふるさと納税の需要も狙う。
地元の宿泊施設との連携も視野に入れ、素泊まりの宿泊客に向けてバーベキューセットなどの販売を考えているという。

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